
こんにちわ。
湖西豊田道場スタッフ、優です。
豊田先生からのごあいさつ、ありがとうございました。
その後に私から、というのもおこがましいですが・・・。
(写真を張り付けていましたので、私もマネして張り付けてみました)
今年一年を通して、そして私と空手について書くことが出来ればなと思います。
去年、今年と、『自分自身と向き合う』というよりも、『自分(私)にだけは負けるな!!!』
漢字で表すなら
『大きく変わる』と書いて
『大変』
変わって化けると書いて
『変化』
という一年でした。
『あなたはひとりじゃないよ』
とか、
『あなたの気持ちわかるよ』
と言う言葉は、私は正直、嫌いです。
使いたくないのです。
でも、使ってしまうのが現実で。
『水は冷たいもの』だと言っても、まずは自分から水を触ったり、浸かったり、入ってみないとどのぐらいの冷たさなの?だなんて分かりません。
相手と向き合うとは、とことん付き合うとは、そういうことなのだと思います。
もちろん、寄り添える人は限られてもきます。助けてくれる人ばかりではありません。
でも、その時あなたのまわりに手を差し伸べてくれていたのに、自らその手を打ち払ったのは他でもない自分(あなた)でもあるのです。
去年からと言うよりも、一昨年から今年にかけて同じような感じかもしれませんが、道場で一人で考える時間、いや、一人で考えるというよりも、むしろ一人で過ごす時間の方が多かったかもしれません。
『今もそうなの?』と言われると、変わらずそうです、と言った感じです。
豊田先生が脳出血を起こしてからは、特に一人でいる時間の在り方を考えました。
稽古が終わった後、何かするわけでもなくうずくまって動けなかった時もあります。
『えっ?先生そんなことしてたの』と思われるかもしれませんが(笑;;)
豊田先生じゃないですが、ひたすらサンドバックに向かってローキックからミドルキック、そしてハイキックへ。
蹴りの連打をし終わったら突きを打ち込んでいたりもしました。
相手に負ける自分が悔しいんじゃなくて、自分自身に負けるのが一番に悔しかったからです。
泣きながら気が済むまで、時間が過ぎるのも忘れて、無我夢中に蹴り続けて、撃ち続けました。
(おかげで、構え方と打ち方、蹴り方が悪いと手と足が腫れあがったりもしました)
私にとっての空手は、『自分自身に問いかけるもの』だと捉えています。
もちろん、相手がいてからこその空手だとも言えます。
ですが、組手であってもまずは自分自身に勝てないと、相手と同じ土俵(ステージ)で向かい合った時に覇気で負けてしまいます。
私には覇気が足りないなと何度も何度も思いました。
(『フワフワ』『おっとり』『物静か』な感じの雰囲気、オーラを何とか出来ないものかな。と)
その覇気を壊すことが出来るのはほかの誰でもなくて、自分自身しかいないんだと。
だからこそ、真剣に、心を込めてただただやるだけ。
我が道場は豊田先生がお話するように、一般的な道場ではないかもしれません。
はみだし者の道場かもしれません。
でも、これだけは言えます。私も豊田先生も、『どの道場に出しても恥ずかしくないのが、湖西豊田道場だよ』と。
セオリー通りじゃないのが当道場の一番の魅力だと思っています。
人生に置いても、普通では経験することが出来ないことを経験したよ、と。
手を差し伸べることは誰でも出来ます。その手を握るのも、握らないのも、あなた、です。
手を握り返してくれるまで、私は待ってるよと伝えたいです。
心身共に鍛えるということを、本当の意味で学んだ一年でした。
『結果を出せば、勝手に黙るので自分のやるべきことに集中する』
それだけです。
また長々と書くとキリがくなってしまうので(笑;;)
強く、強かであれ。
年を越せることが出来るその日まで、なんとかかんとか、かっこ悪くてもなんでも、辿り着くことが出来ました。
胸を張って、しあわせだぞ!!と言える私でいたいです。
来年も、どうぞ湖西豊田道場を宜しくお願い致します。
良いお年をお過ごし下さい。
失礼します。
押忍。