2016年03月15日

地方的老頭児(ローカルロートル) 『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』

こんにちは。
湖西豊田道場、豊田です。

今回は、僕の趣味のブログですので、2016年1月30日に公開された映画『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』に興味のない方は、読んでも意味がない気がします。
なお、文中、「残穢」や他のホラー映画「クロユリ団地」(2013)、「輪廻」(2005)、「CURE」キュア (1997)、「女優霊」(1996)のネタバレもありますので、これらの作品をまだご覧になられていない方、 今後、見るのを楽しみにされている方も、読まれないほうがよろしいかと思います。
さらに映画の予告、関連動画も載せてありますので、一応、グロ注意です!!
R指定の映像はないけれど、豊田道場の少年部&怖がりの読者の方は、ページを変えるなら、いま、ここですよ。

長い注意書きになりました。
それでは、準備はいいですね。
『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』の映画レビューをはじめます。

まずは、『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』予告各種からです。

『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』 予告編



映画『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』和楽器バンドスペシャルトレーラー



『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』 予告編(中村義洋監督ナレーションver)
*コアなホラーファンむけ。「ほん呪」(ほんとにあった! 呪いのビデオ)風フェイクドキュメンタリーです。


解説&あらすじ
小野不由美のホラー小説「残穢」を中村義洋監督が映画化。
読者の女子大生から「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という手紙を受け取ったミステリー作家が、2人で異変を調査するうちに驚くべき真実が浮かび上がってくるさまを描く。主人公には竹内結子、彼女と一緒に事件の調査に乗り出す大学生を橋本愛が演じる。

ミステリー小説家である私(竹内結子)に、読者の女子大生・久保さん(橋本愛)から自分が住んでいる部屋で変な音がするという手紙が届く。早速二人で調べてみると、そのマンションに以前住んでいた人々が自殺や心中、殺人などの事件を起こしていたことが判明。久保さんの部屋で生じる音の正体、そして一連の事件の謎について調査していくうちに、予想だにしなかった事実がわかり……。


さて、あなたは、「呪い」を見たことがありますか?映画や本、物語の題名ではなく、本当の本物の「呪い」です。
僕は、ありません。
「呪い」というのは、基本、怪物や幽霊などと違って、それ自体が目に見えるものではないですよね。
呪われた人が次々と不幸に会うから、死んでしまから、おかしくなるから、人はそこに「呪い」が存在しているのでは? と思ったりするわけで、「呪い」そのものには姿、形のないものです。僕の知る限りは。
ホラー映画にも、ジェイソン、フレディ、貞子などわかりやすい姿で怪異が襲ってくるものや、「呪い」的なものが周囲をだんだんと汚染してゆくものなどがあります。
『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』は、基本的には後者のタイプです。
そうなると、わかりやすい姿をした化け物はいませんから、観客は、「呪い」に犯された人々がひどいめに会う姿をみて怖さを感じるわけです。

で、ここで不満がありまして、この映画の場合、「呪い」の正体に迫ってゆく主人公の竹内結子と橋本愛が、「呪い」にやられているようにみえない、死なないし、心身ともにほぼ傷つかないまま、日常生活に戻ってエンティングをむかえてしまう。
2人が追っていた「呪い」自体は、結局、封じることも祓うこともできなかったのに、2人は「呪い」の被害を受けていない。主人公の周辺にいた脇役の人たちは「呪い」の被害を受けているのに。
ここが僕にはいただけなかったです。

冒頭にあげた4本の映画、「クロユリ団地」(2013)、「輪廻」(2005)、「CURE」キュア (1997)、「女優霊」(1996)は、どれも主人公たちがきっり「呪い」にやられてしまう映画です。
不謹慎ですけど、ホラー映画って、人様のわかりやすい不幸をみて楽しむものだから、そこらへんは遠慮せずにやってしまえばいいと思うんですよ。映画の中でのことですから。


「クロユリ団地」の予告編です。-前田敦子主演だからみていないというホラーファンの方がいたら、ちゃんと予算のかかった、普通の地味なJホラーだから、みても大後悔はしないと思うよ、とお伝えしたいです。-



「輪廻」のおそらく海外公開時の予告編です。
-いかにもホラーっぽいベタな予告なので、脅かし系のホラーが苦手な方は、ご注意下さい-


「CURE」の予告編です。あらかじめ大規模な全国ロードショーが予定されていなかった単館公開系のホラーでした。口コミで評判が広まり、豊橋の劇場にきた時に僕は奥さんとみに行きました。約20年前です。
-一部で究極のJホラーみたいに言われてましたが、過剰に期待せずにみればおもしろいです-



「女優霊」のDVDのプロモ映像です。これ、僕的にはTOPオブJホラーなのですが、ビデオ時代に人にオススメしても、ソフトのジャケットからして怖すぎて、みんなレンタルすらしてくれませんでした。
-派手な描写はないですが、心霊現象に憑かれた場の雰囲気がガチです-



さっき書いたように上の4本は、怪現象に見舞われた主人公がおかしくなって(精神に異常をきたしたり、怪異にとらわれて行方不明になったり)物語は終わります。
くどいですが、「残穢」は、主人公の2人、竹内結子と橋本愛がはっきりとそうなる描写がないまま、一見、無傷でENDです。ラストであきらかに怪異にみまわれるのは、主人公以外の脇役の人たちです。

やはり、結局、いろいろあっても怪異を消せずに終わる呪い系の映画は、主人公も呪いによって不幸になって終わって欲しいと思うのは、僕だけでしょうか?

基本、この種のホラーは、呪われて不幸になる人の姿をみるものなので、きっちり、不幸になっていただいた方が、見終わってすっきりします(笑)

では最後に、【懺悔】ラジオドラマ版です。
記事を読んで【懺悔】に興味をもたれた方はぜひどうぞ!!
雰囲気抜群で怖いですよ。イヤホン・ヘッドホンだと怖さ倍増です。



今日は以上です。

たまには趣味の映画について語ってみよう、ということで書きました。
僕の娯楽の王道は、やはりいくつになっても映画と本です。

では、失礼します。

押忍。
posted by 湖西豊田道場日記愛好会 at 18:23| 静岡 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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