2016年11月03日

地方的老頭児(ローカルロートル) 祝!! 「泣き虫弱虫諸葛孔明」 完結

こんにちは。
湖西豊田道場、豊田です。

今回は地方在住の中高年、空手愛好家の日常を書く、地方的老頭児(ローカルロートル)です。
つい先日、我が湖西豊田道場の特別顧問であられる、作家の酒見賢一先輩のところへお邪魔してきました。

僕が18歳の時から45歳の今日まで27年間、ずっとお世話になっている方なので、先輩のお宅にお邪魔すること自体は習慣的なものなのですが、先輩が足かけここ約10年間を費やして書かれた酒見版三国志「泣き虫弱虫諸葛孔明」がようやく完結したので、お元気かな? 緊張が解けて気力を失ってはいないかしらん? などと考えながらお訪ねしたのでした。

「三国志」といえば、日本では戦中戦後を通じて吉川英治版「三国志」が国民的な小説の一つとして広く親しまれてきました。
私見ですが、「三国志」といえば、歴史書の「三国志」や、それをもとにした小説「三国志演義」といった原典の翻訳書よりも、吉川英治版を読んでいる日本人の方がずっと多いと思います。
僕が小学生の頃にも、図書室に少年、少女むけの吉川英治版「三国志」(本編を短くまとめたもの)が置いてありました。
酒見先輩の「泣き虫弱虫諸葛孔明」は、あくまで酒見版三国志として、原典はもちろん、これまで出版されてきた三国志関係の歴史書、小説、研究書などの内容を踏まえたうえで、小説としておもしろいものを目指して、書かれた作品です。

ですので、基本的には、吉川英治版や他の作家さん、マンガ、映画、人形劇またはゲームで、あらかじめ「三国志」がどんな物語なのか、だいたいを知っている人の方が、より楽しめる内容になっています。
僕は「三国志」をそんなにたくさん読んでも、みても、遊んでもいませんが、それらしい言動で周囲にロマンを感じさせるだけで、実際は中身の無い劉備や、外見は貫禄があるのに、器が小さく、人間的魅力をおおいに欠く関羽。酒乱でアル中、しかも殺人狂の張飛という、カッコよくもなんともない三人がでてくる三国志は、酒見先輩のだけではないでしょうか。
主人公の孔明も、ただもう変人で、まともな会話が成立しない。けっこう適当、いい加減で、普通と違うおかしな方向に頭の切れる怪人物です。

ようするに、最初に読む「三国志」にはけっしてむいていないのが、この酒見版三国志「泣き虫弱虫諸葛孔明」です。ただ、他とは違う変な小説を楽しみたい、という方はこれが最初の「三国志」でも全然OKです。いや、むしろ、最適かもしれません。

酒見先輩の作品は、読んでる人をクスッと笑わせるために、凝りに凝った舞台・仕掛けを用意してくれているので、そっちに惑わされずに、肩の力を抜いて、時に笑ったりしながら気楽に読むのが僕個人の読書の仕方です。

ここまで書いて、自分で読んでみて、近しい人間の内輪誉めになってないかな? と、やや心配になりましたが、しかし、僕は読みながら本当に笑ったから大丈夫、と思います。(あんた、普段からよく笑うじゃん、というツッコミはおいといて)

酒見賢一版三国志「泣き虫弱虫諸葛孔明」。
電子書籍「別冊文藝春秋」では無事完結し、あとは第五部の単行本が発売されれば、全五巻の物語として、まとめて最初から最後まで読める状況になりました。

酒見先輩、あらためてお疲れ様でした。
まだ、お読みでない方は、書店、図書館、または電子書籍で、ぜひ、一度、作品と接してみてください。

それでもって話は戻って酒見先輩とお会いした時の会話を少しだけ。

先輩:「最近、なにか面白い本は読んだのか?」
 僕:「Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-」
先輩:「なんだそれは」
 僕:「STEINS;GATE の志倉千代丸が書いたラノベなんですけど、いま、秋の新番組としてアニメもやってるんです」



STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)

それ系のげーむ・アニメ・マンガがお好きな方には説明不用の人気作品です。
最初は、XBOX360用のアドベンチャーげーむでした。
その後、他機種に移植されアニメもヒット、映画も作られ、げーむもシリーズ化しています。
僕はもちろん、最初のXBOX360版発売と同時に購入し、全ルートを攻略して、BRをコンプ、というのはウソで、発売後しばらくして、周囲の、スゴイ!! という評判をきいてから購入し、時間がなくて、いまだ、しっかりとは遊べず、一度もクリアできずにいて悔しいので攻略本を買いました。
アニメはみてなくて、映画はみました。
ほ、ほら、流行りものは確認したくなりますよね。





Occultic;Nine −オカルティック・ナイン−

秋アニメの僕のイチオシですが、原作はライトノベルです。
タイトルは「Occultic;Nine −オカルティック・ナイン−」で、内容も超常現象的な事象を扱ってはいるけれど、実は非常に21世紀のミステリっぽい作品で、いわゆるメフィスト賞系のとんでもミステリ、映画ならシャラマンやタランティーノの作品が好きな人にオススメです。
そもそも、僕と先輩は、大学のミステリ同好会(推理小説のほうのミステリ)の先輩、後輩なので、こういうのをオススメするのも、アリ、と判断しております。

「Occultic;Nine −オカルティック・ナイン−」をオススメされた先輩の返事はあえて書かずに今日はここまでです。
歳をとるとだんだんと狭くなる部分もあるかと思いますが、読書やTV番組はいろいろとチャレンジしてみてもよいのではないでしょうか。
失礼します。

押忍。






posted by 湖西豊田道場日記愛好会 at 15:21| 静岡 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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