2016年12月17日

本年度のオススメの空手関係書籍:二毛作 拓也 著「Dr.Fの格闘技医学」

Dr.Fの格闘技医学 -
Dr.Fの格闘技医学 -

こんにちは。
湖西豊田道場、豊田です。

今回は2016年に出版された書籍、「Dr.Fの格闘技医学」の紹介です。
今年も格闘技、空手関係の本、DVDがたくさん発売されました。
僕も趣味と実益をかねて、いくつか購入したのですが、それらの中で、このブログを読んでくださっているみなさんにぜひオススメしたいのが、「Dr.Fの格闘技医学」です。

上の青字になっている書名をクリックしていただければ、本の内容の紹介ページへ飛ぶのですが、別のページへ行くのが面倒だ、という方もいらっしゃられると思いますので、以下に引用しますね。

内容紹介
人を倒す術である格闘技と、人を救う術である医学。一見、正反対にみえる概念ですが、格闘技は自分が強く生きるための道であり、医学は人類が強く生きるための道です。格闘技と医学は対立する概念ではなく、真の強さを求める人たちにとっては不可分なものです。
本書では、「格闘技の運動学」「KOの解剖学」「選手生命を守る」という3つの構成で、強さを追求する際に手がかりとなる客観的な事実や科学的な原理を記しました。人間の身体と心を正しく学ぶ作業は、強さとリンクするでしょう。
「格闘技の運動学」の章では、一流選手や伝説の格闘家はどうやってその強さをつくって来たのか? そのエッセンスをレントゲンなどの科学的・医学的根拠と共に追求します。
「KOの解剖学」の章では、格闘技のハイライト、KOについての考察です。「なぜ倒れるか」を根本から(解剖学から)理解すれば、倒す方法は自由に無限に構築できます。再現性の向上の秘密にも迫ります
「選手生命を守る」の章では、パンチドランカーや内科的疾患、関節の障害など、格闘技が必然的に内包するリスクに光をあて最小限にする方法を記しています。「命あっての強さ」「健康あっての強さ」。格闘技ドクターからの提言です。

一流の武道家・格闘家・レフリー推薦! ――

●私自身、科学的方向性を欠いたハードトレーニングのため、たくさんの怪我や障害に悩まされてきました。しかしながら、今、Dr.Fの研究のおかげで、新しい世代のみなさんは、正しい方向性を得ながら、健康的な方法で強くなれるのです。(100人組手完遂の空手家 アデミール・ダ・コスタ)

●彼は、十分な基礎的知識を持つ医科学者であるだけでなく、“私たちの中の一人“でもあり、格闘家としての知見から我々の目線に合わせた研究をすることができます。それは私たちが求めていた分析そのものなのです。(極真武道会CEO ペドロ・ロイツ)

●この本には空手家でありドクターでもある二重作先生だからこそできるアイディアや考え方が沢山載っています。医学と格闘技に橋を架ける格闘技医学で、今までに無い効果が期待されます。(グラップラー刀牙のモデル 平直行)

●格闘技は人を倒し、制圧し、勝負を決める、過酷なスポーツではあります。だからこそ、人として強く優しくなり、無用な争いを避けられる知恵が詰まっています。この本はこれまでに見たこともない切り口が満載です選手・指導者のみならず一般の格闘技ファンの方にも必ずや驚きと納得をもたらすでしょう。(日本ブラジリアン柔術連盟会長 中井祐樹)

●フィジカルトレーニングやスパーリングで身体を酷使し、試合では、減量を含め、命や人生をかけて心身を磨り減らして、勝負の世界に挑んでいる、全格闘技競技者や指導者の為のまさに至極のバイブルだと思います。(トップレフリー 和田良覚)

●医学的かつ科学的見解から徹底的に格闘技を学問の対象としている点において、この書は革命的。おそらく世界に1つしかない貴重なものではないでしょうか?(ムエタイ元ルンピニーランカー 藤原あらし)


著者について
Dr.F
二重作 拓也(ふたえさく たくや)

1973年福岡県北九州市生まれ、明治学園中学校、福岡県立東筑高等学校、国立高知医科大学医学部卒。スポーツドクター、富家病院リハビリテーション科医師、格闘技医学会代表。
8歳より松濤館カラテをはじめ、中学時には柔道も経験。高校生で実戦空手養秀会2段位を取得。日本代表選手として、アメリカフロリダ州のUSAオープン大会に出場。大学入学と共に極真カラテに入門。高知医科大学極真カラテ同好会初代主将となる。白蓮会館西日本大会にフリー参戦し優勝。上京後、研修医時代に、城南支部内大会優勝、極真福島大会優勝、および全日本ウエイト制軽量級出場。
リングス、カラテ大会などのリングドクター、K-1戦士やカラテ王者らのチームドクターとしても活動しながら、「格闘技医学」を研究・実践。日本全国はもちろん、オーストラリア、香港、スペイン、コスタリカ、チリなど海外からも招聘され、述べ5000人以上が勉強会を受講している。
専門誌『Fight&Life』では格闘技医学の連載を担当。主な著作に『ジュニア格闘技・武道安心安全強化書』(東邦出版)、『格闘選手に学ぶ医学的自己改善トレーニング』。DVDに『格闘技の運動学DVD1&2』『KOの解剖学 顔面編』『KOの解剖学 ボディー&下段編』『反射と重力 基礎編』『反射と重力 実践編』『カラテで勝つ格闘技』(クエスト)がありロングセラーを記録している。
https://www.facebook.com/takuya.futaesaku

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
二重作/拓也
1973年福岡県北九州市生まれ。明治学園中学校、福岡県立東筑高等学校、国立高知医科大学医学部卒。スポーツドクター。富家病院リハビリテーション科医師。格闘技医学会代表。8歳より松涛館カラテをはじめ、中学時には柔道も経験。高校生で実戦空手養秀会2段位を取得。日本代表選手として、アメリカフロリダ州のUSAオープン大会に出場。大学入学と共に極真カラテに入門。高知医科大学極真カラテ同好会初代主将となる。白蓮会館西日本大会にフリー参戦し優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



以上、アマゾンの商品ページから引用しました。

で、さらに今度は、僕なりに本の内容と著者について、簡単に説明させてもらいます。

「Dr.Fの格闘技医学」は、これまでありそうでなかった、格闘家・空手家そして医師としても現役の著者が、レントゲンやCTスキャンによる豊富な写真、また医師ならでは医学的なデータをふんだんに使用して、格闘技を解剖的に解説した本です。

本をぱっとみればわかるのですが、とにかく、レントゲンやCTで撮影した写真がたくさん載ってます。
ローキックを考察した章では、人間の脚部を輪切りにして撮影したものもあります。

格闘技の技術を外側から撮影した写真はよくありますが、内側を撮影し、どうなっているのか、どこにダメージを受けているのかを分析、解説した本は珍しいです。

著者の二重作拓也氏は、現役の医師であり、白蓮会館西日本大会、極真福島大会優勝、および全日本ウエイト制軽量級出場の経験を持つ、フルコンタクト空手家、格闘家でもあります。
つまり、著者が現場(格闘技の練習と試合)をよく知っている人物である、という点が本書の大きな強みです。

参考としてDVD版の紹介動画を下に貼ります。


how to make strong "fist" by Dr.F Dr.Fの格闘技医学講座 「拳」


Dr.F 格闘技の運動学vol.1&2 kakukuri new


Dr.F 格闘技の運動学 vol.3 反射と重力 基礎篇


Dr.F 格闘技の運動学 vol.4 反射と重力 実戦篇 


Dr.F KOの解剖学 ボディ&下段篇 


Dr.F 格闘技の運動学 vol.5 カラテで勝つ格闘技 上巻


Dr.F's DVD 6 Titles

これらのDVDについても、いずれブログの中で紹介する予定です。

本もDVDもすごく勉強になります。
豊田道場でも、僕も無良さんも、これらの本やDVDで学んだものを自分自身の稽古や指導に生かさせてもらっています。
ただ、あえて余計な一言を書いておくと、これらの「格闘技医学」はまだ若い研究分野なので、本やDVDで紹介されているものが全てではなく、今後、まだまだ反論や別の理論が生まれる可能性があるということ、ですかね。
これはこれで学ぶ価値は十二分にありますが、これがすべて大正解だと考えるのは、違うと思います。

Dr.F KO の解剖学 顔面篇 [DVD] -
Dr.F KO の解剖学 顔面篇 [DVD] -

DVD>Dr.F:KOの解剖学ボディ&下段篇 (<DVD>) -
DVD>Dr.F:KOの解剖学ボディ&下段篇 (<DVD>) -

Dr.F 格闘技の運動学vol.5 空手で勝つ格闘技 上巻 [DVD] -
Dr.F 格闘技の運動学vol.5 空手で勝つ格闘技 上巻 [DVD] -

Dr.Fの格闘技の運動学 vol.2 [DVD] -
Dr.Fの格闘技の運動学 vol.2 [DVD] -

ジュニア格闘技・武道「安心安全」強化書 -
ジュニア格闘技・武道「安心安全」強化書 -

いろいろみるよりも、まずは、↑の「ジュニア格闘技・武道「安心安全」強化書」を読んでみるのがいいと思います。僕もこの本を最初に読みました。

長くなりました。
今回は、今年読んだ空手関係の本の中で、空手、格闘技愛好家、実践者のみなさんにオススメしたいと思った「Dr.Fの格闘技医学」を紹介しました。

格闘技にケガはつきものです。

今年も知り合いで大きなケガをしたカラテ・格闘技愛好者が何人もいました。
今日もついさっきまで、豊田道場のメンバーではありませんが、右手親指を骨折してしまい現在、治療中の方と話していたところです。
ケガは格闘技はもちろん、仕事、普段の生活にも影響します。

今回の本を読んだりして、自分自身プラス一緒に活動する仲間の安全も守りながら、空手、格闘技のある生活を長く続けていきたいですね。

押忍。





posted by 湖西豊田道場日記愛好会 at 14:33| 静岡 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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